ポルシェ 930 スピードスター ターボルック(1989年)

1507-174
外側に大きく張り出したフェンダーからはこの車の持つパフォーマンスの高さを感じられると思います。


964スピードスターのページでもご紹介したとおり、スピードスターという車は
1954年に登場した356時代から続く伝統のモデルです。
その2代目にあたるのがこの930型で、2104台が生産され、スピードスターの特徴である低いウィンドシールドはそのままに、
ソフトトップを収納した時のカバーとなるバブルバックのトノカバーなど356の時とは大幅な進化を遂げております。

 
ホワイトレザーにワインレッドのスウェードの組み合わせは非常にエレガントな組み合わせで、
内装だけを見るとこれがとても”スピードスター”という名を奢られた車とは思えないほどです。


231bhp、トップスピードは240km/h以上にもなるエンジンも大変良好な状態で、ご覧の通りオイル漏れなどは見られません。


バルブのところだけが貫通ナットになっており、おそらくこれは普通のナットではエアバルブと
ナットが重なってしまうため、そこだけ重さが増してバランスが取りづらくるため、貫通ナットを使用しているものと思います。


ミッションはスムースなシフトチェンジを実現してくれるG50型5速MT。
NAならではの非常に扱いやすい特性に反した、見た目の強烈なボディラインが印象的です。

 
普段使いからワインディングまで、活躍の幅は多岐にわたります。
Car Stock List トップ :  ポルシェ 930 スピードスター ターボルック(1989年)